上昇軌道に乗ったゴム相場 今、来週は重要なイベント

 東京ゴム先限は2月2日の194円80銭から13日の221円まで26円ほど上昇した。この上げ幅は昨年12月11日の188円から今年1月6日の215円50銭まで27円50銭上昇に次ぐものだ。

 東京ゴム先限のケイ線を見ると、昨年10月3日の173円80銭から10月30日の204円90銭まで31円上昇を一段上げと見立てると、二段上げが最初に述べた昨年12月11日の188円から今年1月6日の215円50銭まで27円上昇。そして、今回の上げは2月2日の194円80銭から13日の221円まで26円上昇が三段上げの姿になり、三段上げが終わっていなくとも、取り敢えず、ここで、修正安を演じる可能性がある。

 前述の26円上げに対する3分の1押しはざっと9円、同半値押しであれば13円がらみの修正安ということになるが、タイRSS3号のオファー(2月積)が230円後半まで上昇していることを考慮すると、修正安があっても高値から10円前後にとどまるものと予想される。

 ただ、上海ゴムの中心限月である5月限が先週13日にトン当たり1万3,995元と、9日の高値1万3,960元を抜いて戻り新値に達したことを思うと、相場格言でいう、いわゆる、『押目待ちに押目なし』で、一気に踏み上げて230円前後へと水準を上げる公算もあり、その場合の修正安は前に述べたよりも大きくなる恐れもある。従って、くれぐれも、値頃での新規売りは避けるべきで、売るのは買い玉の手仕舞のみに限られよう。

 ところで、今週から来週にかけては重要なイベントがある。その一つは17日にタイでの天然ゴム買い上げに関する予算審議が予定されている。予算は推測の域を出ないが80億バーツ、天然ゴムの買い上げ資金と保管料やその他の経費が含まれているというが、10万トン程度買い上げられる資金が用意される模様だ。

 もし、この予算に、『ノー』の答えが出されれば天然ゴム価格の急落必至だが、軍事政権が予算を要求していること、一方で、来週26日にはタイ、インドネシア、マレーシアの3ヵ国に加えて、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーの4ヵ国が加わって、今後の天然ゴム価格安定化のための対策を協議するスケジュールがあるなかで、まさか、タイ政府の天然ゴム買い上げ資金が『ノー』とはなるまい。

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