米利上げ期待強く、金は戻り売り基調続く

 米国の利上げに向かっている金融政策の下、NY金の上値は重く、ギリシャリスクでの買いも支援材料になり切れない状況が続いている。
 11日に1216.5ドルまで急落したNY金期近4月限であるが、日銀内で一段の金融緩和は逆効果との見方が浮上しているとの一部報道をキッカケにして1230ドル台まで上伸する展開をみせた。その後、ユーロ圏財務相会合で、ギリシャの債務問題で合意に至らず、ギリシャリスクが再燃し、また弱気な米経済指標が相次ぎ、NY金の支援材料になるとみられたものの、再びNY金は1220ドルを試す動きをみせている。
 ギリシャリスクが目先の大きな支援材料になる可能性も考えられていたが、実際には支援材料として消化される状況ではないようで、最終的にはウクライナ問題同様、合意に達するとの楽観的見通しもあり、NY金市場では米利上げ懸念が根底にあり、一段安懸念がくすぶっているとみられる。
 12日にはスウェーデン中銀も利下げに踏み切り、米国以外での多くの国で金融緩和の流れになっているものの、米国での大幅な雇用改善が明らかにされたことが米利上げの方向性を決定的にしており、これを背景にして金の戻り売り基調はまだまだ続くとみられ、このため、戻りも限定的で、戻りは格好の売り場提供になっている。

NYGOLD

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