週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比2.50ドル安の44.63ドル、ブレント原油は同0.51ドル安の48.98ドルとなった。

 前週末1月30日の海外原油は月末絡みの安値修正の動きで3ドル強の急伸となった。週明け月曜は1980年以来の米製油所でのストやイラクのキルクーク油田近くでの自爆テロを受け続伸。翌3日も続伸。ギリシャの債務減免要求の撤回でユーロが対ドルで2週間ぶりの水準まで上昇しリスク選考の動きが戻りつつあることが支援材料となり、昨年12月26日以来の水準まで急伸した。しかし、4日はEIAの在庫発表で予想を上回る在庫増加を受け急反落、サウジ、UAE、カタールが相次いで1月の原油販売価格を大幅に引き下げたことも売りを誘う要因となった。しかし、翌5日は一転急反発。特段の支援材料がない中、底入れ期待からファンド勢の買い意欲が高まり、リスクオンの姿勢が顕著となった。

 国内先物市場は各油種とも前週末比5000円以上の大幅な上げを記録した。火曜日以降は連日CB幅を超える上げ下げを見せ、ボラティリティーの高い週となった。

 国内現物市況は、底入れ機運が台頭。先行して上げている海上市況に陸上市況がキャッチアップするかが注目される。陸上市況の安値玉が一掃されれば、来期以降を見据えた市況環境の再構築が現実味を帯びてくる。

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