3~4月に向けて本格上昇相場か

 東京ゴム先限は2月4日に209円80銭まで上昇し、2月2日の194円80銭から15円上昇、1月21日の190円90銭からは20円弱の上昇である。こうしたなかで特筆されるのはサヤ関係で期近と期先が安く、期央が高い“テングザヤ”に変化したことだ。相場格言に、『オカメに売りなし』、『テングに買いなし』とあるが、今回のテングザヤは本当に買えないのか。要するに、テングの鼻にあたる4、5月限を売れということだろうが、ただ、これで期近2本(2月限、3月限)が上昇して逆ザヤになった場合はどうか。やはり、相場格言では、『逆ザヤに売りなし』とある。逆ザヤになると期近に現物が集まりやすくなるが、しかし、タイRSS3号の輸入採算は220円がらみで、現在のような価格では荷を呼べない。

 また、前回にも述べた通り、タイでは2月から天然ゴム生産が減少して、3~5月はもっとも供給の減少する時期にあたっている。しかも、タイの政府機関は7万トンのゴムを市場から買い上げており、今後も買い上げを継続する見込みだ。

 昨年11月からタイ政府機関が買い上げて3ヵ月少々になるが、11月から1月はタイ産地では天然ゴムの生産が増加する時期で、1月が最も多くなる。これからは逆にゴム樹が落葉期に入って減産期を迎えるだけに、タイ政府機関によるゴム買い上げ効果が徐々に表れやすくなると思われる。

 もう一つ注目したいのは上海ゴム5月限が2月4日にトン当たり1万3,825元まで上昇し、1月6日の1万3,770元を抜いたことだ。昨年9月16日の1万3,750元の高値をも抜いており、次の目標値は昨年8月22日の1万5,195元、7月29日の1万6,145元となる。

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