週刊石油展望

《海外原油市況》
 第3週のWTI原油は先週比0.67ドル高、ブレント原油は同0.34ドル安とまちまちだった。
 この週は総じて狭いレンジでのもみ合い推移となった。
 前週末は中東のイラン情勢の緊張やナイジェリアでのスト等の材料も意識されるが、S&Pが欧州各国を格下げするとの報からユーロや欧州株に圧迫され、WTI原油は100ドルを割り込み終了。16日はキング牧師生誕祭で休場だったもののユーロ、株式とも反発したことを眺め反発した。17日には中国の金融緩和観測やフランスがイラン産原油に対する制裁措置の早期実施を求めたことから買いが先行したが続かず、サウジアラビアがイランの供給が細っても200万バレル程度の増産は数日で可能と発言するなど、イランの制裁による供給不安を緩和した。18日はIMFが融資額の増強を検討するとの報などから強含むが、オバマ政権がカナダとメキシコ湾をつなぐパイプライン計画を環境面への懸念から却下するとの報から売りが優勢になる。しかし、翌月に米大型製油所が閉鎖するとの報からガソリンが買われ支えられる動きも見られ下げ幅は小幅だった。またIEAが2012年の石油需要見通しを下方修正したが大きな影響はなかった。19日はEIAの石油在庫で原油が予想外減少するがガソリンの増加幅が予想を大幅に上回り売られマイナスにて終了となった。結局は16と17日で2ドル強上昇したものを利食い売りが上げ幅を削った格好となった。

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