相場は相場に聞け!!

 波乱の1月相場が終了し、本日から2月入り。月足ベースで、チャートの転機を予感させるようなパターンがいくつか見られた。ファンダメンタルズには、大きな変化は見られないが、「相場は相場に聞け」と言われるように、チャートが先行きを暗示するケースとなるかもしれない。

 まず気になったのが、NY原油。昨年11月のOPEC総会をきっかけに大幅続落を続けていたが、1月終値ベースで1998年安値を起点とした上昇トレンドを回復した。ザラバでは割り込む場面もあったため、陰線ながらも下ヒゲ形成となった。一旦は、この下ヒゲ安値が当面の底値候補として意識されやすい形状となった。リーマンショックで付けた安値を起点に主要商品を比較してみると、昨年の夏場には割高であったNY原油も、既に割高感はなく、貴金属に対しては割安感さえ出ている状況だ。2月は北半球の最大需要期でもあり、多少の自律反発があってもおかしくはない時間帯になるだろう。

 「イスラム国」によるイラク国内クルド人地域の主要油田地帯に向けた奇襲攻撃と合わせて週末の急反発の要因になったのが、米国のリグ(石油掘削設備)の稼働数急減が発表されたこと。北米のオイル掘削リグ稼働数は、昨年からの価格大幅下落に伴い、2013年水準にまで落ち込んでおり、高コストのシェール生産者の減産が進みそうな感触もある。

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