さらなる上値余地が期待できる金相場

 ECB理事会後のドラギECB総裁の会見で、市場が予想している以上の量的緩和が実施されることが公表され、ECB理事会後に失望売りで1280ドル割れをみせていたNY金は、その後、1300ドル台まで急伸するなど、改めて地合いの強さを再認識する動きをみせている。
 6000億ドルの量的緩和実施を受けて、ドル高・ユーロ安が急ピッチに進行し、さらにNYダウも急伸している。ユーロ圏での金利低下が警戒されてのドル買い・ユーロ売りで、従来であれば金の売り材料だったといえるが、金利低下が金市場への資金シフトをもたらすとして、ドル高や株高でも金が買い進まれている。
 単に金利差だけでの買いではなく、スイスの中央銀行である国立銀行のスイス・フランの対ユーロに対する上限撤廃が金急騰の根底にあり、今後とも強力な支援材料になるとみられている。各国の中央銀行の間で、ユーロリスクを縮小するため、金の準備を増加させることも市場では期待されている。
 かつての欧州通貨危機で、急騰していた金の売却も市場では指摘されていたが、結局、金の売却には動かず。各国はそれだけ金の保有を重要視していることになり、今後、その積み増しは現実味を帯びるとみる。

NYgold

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