原油市場

 今朝4時ごろからの30分間でブレント原油やNY原油の電子取引が2ドルほど急騰しました。これまでの急落の反動が表れた模様。これまで、サウジアラビアとクェートの石油相から減産に対して否定的な発言が続き、両国が石油販売価格の引き下げを実施したことなどが原油市場を圧迫しておりました。しかし、クェート石油相から「原油価格が予想外の水準まで下落し、クェートや他の産油国に影響が及ぶ」と述べたことに、今朝の原油市場が反応したのかもしれません。
注目は、NY商業取引所(NYMEX)で取引されている北海ブレント原油の13日の売買高が過去最高の20万6088枚を記録したことかもしれません。同日のNY原油も110万2517枚の出来高を記録し、1か月ぶりの大商いとなりました。下落を続けた相場が底値で大商いを記録する事や、上昇を続けた相場が天井で大商いを記録する事は、よくあることです。ここにきて北海ブレント原油が過去最高の大商いを記録し、翌14日に上昇に転じたとなると、「底値形成完了」となる可能性もあります。
 ベイカーヒューズ社が発表した全米オイルリグ件数によると、昨年10月10日に過去最高となる1609基を記録したが、1月9日に1421基にまで188基も減少した事が報告されております。また、今月になってテキサス州のシェールオイル&シェールガス開発を手掛けるWBHエナジーが経営破たんとなり、米シェール関連企業ではじめての経営破たんが発生しました。こうした事から、米国のシェールオイル・ブームの終焉と、原油価格暴落の爪痕の深さが伺えます。

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