世界の10大リスク

バイロン・ウィーン氏「びっくり10大予想」と共に、年初に注目されるのが、ユーラシア・グループが発表する「世界の10大リスク」だ。
今年1番のリスクとして挙げたのが欧州リスクだが、年初の株安の動きの一因がまさに、ギリシャ選挙に伴うEU離脱懸念・欧州リスクだった。日本のメディアは米国偏重であるが故に、欧州分析に乏しい傾向がある。そこを補填するためにも当レポートは、要チェックだ。

2015年版は以下の通り。

(1)欧州の政治
今年最大のリスクとしたのは欧州の政治だ。選挙を控えたギリシャやスペインのほか、フランスやイギリス、ドイツでも反・欧州連合(EU)勢力が支持を広げ、それぞれの政権の選択肢を狭めると予想した。

(2)ロシア
第2のリスクがロシアで、ウクライナ問題を巡り米国との対立は深まるとの判断を示した。ロシアが中国に一段と接近し、イランの核開発への対応などの国際協調にひびが入る可能性にも触れた。

(3)中国経済の減速が世界経済に及ぼす影響のリスク
第3の中国の経済減速については、中国への輸出依存を深めたブラジルなど資源国に特に大きな打撃が及ぶという。

(4)金融の武器化
4つ目の「金融の兵器化」に関してはオバマ米政権が制裁の手段に使う傾向を強めている点を踏まえ、将来のドル離れを招く懸念もあるとした。

(5)イスラム国のイラク・シリア侵攻
非従来型のエネルギー革命(シェール革命)は重要な地政学的影響を持つが、過去数年は産油国への影響は限られていた。2014年は、この傾向が変わるだろう。生産量の一段の拡大、原油価格の下落圧力、産油国間の競争激化により、ロシアやナイジェリア、ベネズエラ、サウジアラビアなど石油大国が打撃を受けるだろう

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