びっくり10大予想 2015年

 毎年恒例の米ブラックストーン・グループのバイロン・ウィーン氏「びっくり10大予想」が発表された。バイロン・ウィーンは1986年以降、毎年びっくり10大予想を発表しており、年初の風物詩にもなっている。

 2014年の予想では、ドル円120円や日経平均の18000円乗せと言った水準はピタリだったが、穀物市場の急伸はハズレ予想だった。原油の110ドル台乗せは、107ドル台まであったから半分当たりも、50ドル水準への下落は予想できていなかった。
ここ数年は、マーケットで実際起る事の方が「びっくり」となっているような感じもし、「びっくり10大予想」が、まともに感じる時さえある。

 さて、2015年の10大予想は以下の通り。

(1) FRBの早期利上げ
雇用指標が改善し、強い成長率に支えられ2015年半ばより利上げ前倒し。ただし、利上げタイミングを誤り、短期的な景気鈍化を迎え株式は調整入り予想。長期金利は低水準を維持。イールドカーブはフラット化する。

(2)サイバーテロ懸念
個人も企業にもハッカー攻撃は止まらず、Fedを始めとする中銀は取引正常化確認のため5営業日にわたる取引停止を余儀なくされる。政府機関も、攻撃の手から逃れられない。

(3)米株高は継続
2015年は、米住宅投資、設備投資、好調な決算を追い風に強い経済成長を示し、S&P500は15%の上昇へ。世界の主要先進国の中ではアウトパフォームする。

(4)欧州中央銀行(ECB)は追加緩和へ
ドラギECB総裁、国債・住宅ローン担保証券、社債を買い入れする広範な量的緩和(QE)を決断するが、欧州は深刻な景気後退入りへ。ドイツが特に主要な貿易パートナーの需要減速を背景に、輸出面で大きな打撃を受ける。ユーロ圏の政府は財政支出拡大を通じた選択肢を採用できず欧州株は下落し、各国政府は危険なまでに右傾化が進む事になる。

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