マレーシアの天然ゴム農民対策

マレーシア天然ゴム製品工業会のDr.Ong Eng Long会長は中国の経済成長の減速に伴い、ゴム消費量が落ちているという。また、原油価格が下落し、競合する合成ゴム価格が下がっていることも手痛いという。同氏は天然ゴム生産3ヶ国は何らかの方法で価格が1.5ドル/キロ以下に下がらないように対策を講じねばならないとBusiness Timesに語った。12月22日のマレイシア天然ゴム取引所のSMR20の価格は1.47ドルと年初の2.30ドルから約3分の2に下がっている。マレイシア工学アカデミーのDr Ahmad Ibrahim CEOによれば、マレーシアは年間80万トンの天然ゴムを生産し、グローブやカテーテル、コンドーム等のゴム製品を製造する世界第6位の天然ゴム生産国であるという。マレーシア地方開発大臣Datuk Seri Mohd Shafie Apdalは、36万8千の小規模天然ゴム農園に対し、一度限りの補助ではなく、継続的な援助を行い、ゴム生産の永続性を維持すると述べた。具体策はまだ農園工業商品省と検討中であるという。2015年度予算に盛り込まれた天然ゴム価格にスライドする補助金としての1億マレーシアリンギの天然ゴム生産インセンティブ(IPG)以外に、追加措置が考えられているという。また農園工業商品大臣Datuk Seri Douglas Uggah EmbasはインセンティブのIPGは、12万の小規模農園が対象となると述べている。また追加措置は年末までに検討を終えるという。IPGプログラムは、標準マレーシアゴム(SMR)20の価格が4.6マレーシアリンギ/キロを下回った場合、また、カップランプ価格が1.75マレーシアリンギを下回った場合、前月の平均FOB価格との差が支払われるという仕組みである。50%含有率の乾燥ゴム(DRC)カップランプ1キロ当たり30センと、DRRCベースのラテックス1ポンド当たり90センがあり、DRCベースの加工前の天然ゴム価格のキロあたり60センが最高となる。

zu

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事