シカゴトウモロコシ、テクニカルな買いはそろそろ一巡へ

 ロシアの供給不安から小麦相場が急騰しており、それに追随する格好でシカゴトウモロコシも上伸し、18日には7月以来の高値まで値位置を切り上げている。
 ロシア通貨・ルーブルの急落で、ロシア国内のインフレが懸念される中、ロシア国内での価格抑制のため、ロシアは小麦の輸出を抑制している。ロシアの世界の小麦輸出シェアが14%もあり、米国に次ぐ輸出国で、カナダと肩を並べる。それだけに国際市況に与える影響も大きく、とりわけ欧州の小麦相場が急騰している。この6連騰で、シカゴ小麦は13.6%も急伸となっている。
 飼料用として競合する面のあるトウモロコシも小麦急騰に追随してジリジリと水準を切り上げている。世界的な供給過剰が懸念される中での堅調地合いで、説明がつかない面も多いものの、テクニカルを背景にした買いが膨らんでおり、ファンドの買いが相場を押し上げている。
 シカゴトウモロコシ期近3月限は目先、200日移動平均線を視野にした動きが期待されており、その200日移動平均線は18日現在、4.22ドル。つまり、4.20ドルは通過点とみて、ファンドの断続的な買いが目先は予想される。
 問題は、この200日移動平均線を達成した後の動きである。弱いファンダメンタルズに変わりないため、目標達成からの反動安が見込まれ、また4ドルを試すことになると考えられる。

シカゴコーン3月200日移動

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