天然ゴム三大生産国が新たな天然ゴム市場創設計画

The International Tripartite Rubber Council (三大天然ゴム生産国国際会議:TRC)はクアラルンプールで会合を開き、タイ、インドネシア、マレーシアの三大天然ゴム生産国は、地域に新たに天然ゴム市場を創設することを話し合った。この案は5年ぶりの安値に陥った頃に検討されたもので、世界の7割を生産する三カ国が、東京と上海の天然ゴム市場で世界のゴム価格が決められていることに対して、直接価格形成に参画できるように身近に天然ゴム市場を創設することの重要性を話し合ったものである。東京ゴム市場の価格は10月3日に5年ぶりの安値の173.8円(1.38ドル/kg)を付けた。またシンガポール取引所では1.48ドル/kgと2009年以来の安値となった。その後両市場の価格は少し改善されたが、昨年末の価格水準にようやく戻ったところである。東京市場の4月限の価格は198円と年初の262円より▲64円安(約▲24.4%)となっている。先週クアラルンプールで行われた三大天然ゴム生産国会議では、国内消費を年間10%増加させ、輸出向けの供給を削減し、今後その詳細を詰めることで合意した。また同時に三カ国は18ヶ月以内に新たな天然ゴム市場を創設することを合意している。その市場では当初は現物のみを扱うという。そして、生産者にヘッジ機能をもたせ、生産者にも消費者にも、また市場参加者にも利点があるように設計するとマレーシアの農園工業製品大臣は述べている。ベトナムやカンボジア、ラオス、ミャンマーといったゴム生産国も市場に参加するかもしれないという。

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