金を購入する最良の時

米連邦準備制度理事会(FRB)が10月の連邦公開市場委員会(FOMC)でQE3の終了を決定したため、利上げがそう遠くない将来に実施され、米金利の上昇からドル高基調が強まり、利子を生まない金は一段安になるとの見方が強まった。実際、世界最大の金ETF、SPDRゴールド・シェアーズの金保有高は、720トン台という低水準にあり、ピーク時の3分の1以下の量に留まっており、投資家の関心は離れている。ほぼ時を同じくして、オランダのABNアムロ銀行が、金相場に対して「落ちるナイフをつかむな」と2015年末には800ドルまで下げると予想したことはその最たるものだろう。FRBは今後、タカ派的な姿勢を強めることが予想され、ドル相場がさらに上昇するのは自然な事と考えれば首肯せざるを得ない。NY金は7日に1130ドル台まで下落し、2010年4月以来の安値に達した。しかし、先週末14日、G20を控えて買い戻しが入り大幅続伸となって一時1192ドル台に乗せ、2週間ぶりの高値で引けた。今週18日もドル安を受けて買いがさらに強まった。11月の独ZEW景気期待指数が予想の0.5に対して11.5と大幅に上昇したため、ユーロ買い・ドル売りが強まって、ドル建て金に割安感が生じ一時1204.10ドルと、10月下旬以来約2週間半ぶりに1200ドルを回復した。こうした背景から、東京金も大幅に水準を切り上げ、18日には4500円台に達し、8ヶ月ぶりの高値となった。2014年の東京金日足において、年初来高値4545円(3月13日)と年初来安値4074円(2月5日)にフィボナッチリトレースメントを当てはめると、0.38倍押し=4366円となるが、週末からの急上昇で0.38倍押しどころか、一時的に4500円の上値抵抗線までブレイクした。6月下旬以降、下限=4176円(10月6日安値)、上限=4382円(7月11日高値)で形成されたおよそ5ヶ月に渡るレンジをブレイクしたため、新たな上昇相場が開始した可能性がある。

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