週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比3.67ドル安の73.80、ブレント原油は同5.28ドル安の77.65となった。

 週の初めは中国の10月輸出が予想以上に増加した事や米シェール生産の石油リグ(掘削装置)の稼働数減少などを受けて原油価格は上昇(WTI原油で79.85ドル、ブレント原油で84.97ドル)。しかし、その後は世界的な供給のだぶつき感が漂う中、クウェートのオメール石油相が10日、「石油輸出国機構(OPEC)は減産しないだろう」と述べるなど、OPECによる生産削減について明確な示唆がないため週末まで値を下げ続けていった。 週中では、米国以外の世界経済鈍化による需要減少懸念により買い手不在の中、ゆるやかに下落していった。週末には27日のOPEC総会で加盟国が減産で合意出来ない可能性が高いとの見方やドル高、チャート面での悪化等により大きく値を下げた。米国原油在庫は、生産が1983年以来の日量900万バレルを上回ったで予想以上に減少するものの、 クッシング在庫は増加したため買い材料とはならなかった。

 国内市場は、 元売りと見られる海上の買付けは継続しているものの、原油下落や陸上販売の鈍化を受けて軟調に推移。
 クラックも国上ガソリンの下げで、12月限は前週比で480円低下。1月限以降は、前週比で1,000円~700円上伸。灯油は、販売好調という事で海上市況も12月クラックも上昇した。 なお、気象庁が13日発表した1ヵ月予報(11月15日~12月14日)によると、北海道・東北・北陸ともに平均気温、日照時間は総じて平年並みで推移する見込み。ただ、15~21日かけて気温の低下が予想されている。

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