週刊石油展望

 先週末のWTI原油は前週比3.64ドル安の77.47ドル、ブレント原油は3.72ドル安の82.33ドルとなった。
 前週末10月31日及び休日となった11月3日のマーケットはサウジアラビアの原油価格引き下げの思惑やOPECによる減産の可能性の薄さが意識され大幅に下落した。
 4日はサウジが米国向けの価格引き下げを発表するとともに米国EIA統計で原油在庫が増加する見通しであることから続落。5日は一転して反発、EIA統計にて原油在庫が増加したものの増加幅が予想を下回り、クッシングの在庫が減少となったことから急反発したが、世界的な需給緩和感は根強く戻りは売られ上げ幅を削った。6日はOPECが今後20年間の需要減少見通しを示したことやECBが追加緩和に前向きな姿勢を示したことによるドル高に圧迫され下落した。
 国内市況は上記、海外原油が下落したことと同時に日銀の追加緩和と決めたことや米指標の好調からドル高円安が大幅に進行したことで先物市場の値動きはまちまちの展開となった。現物市況も元売りによる仕切り価格がようやく上昇に転じた。原油下落によって含み損が出ていることから、クラックマージンはキープしたい思惑は今後色濃くなってくる可能性があろう。

ヤフーブックマーク Googleブックマーク はてなブックマーク ツィートする シェアする  ライブドアブックマーク ディスカス

キーワード

 

連記事

 
 
 

新記事