ジム・ロジャーズの見方

低ボラティリティの夏枯れ相場から波乱の秋相場となっている。株価下落のアノマリーが意識されやすい秋相場において、10月の「QE終了+地政学リスクの高まり+エボラ出血熱+欧州経済圏の不安」などが、リスク回避を加速させ、NY株価・ドル円は大幅続落となった後、急反発。NYダウは200日移動平均線水準、ドル円は108円台まで値を戻してきた。

ボラティリティ増加での市場で、有力投資家も相次いでコメントを出しているが、今回は来月に来日公演が予定されているジム・ロジャーズの見方を紹介しよう。

かつて、市場が注目する以前に中国、ミャンマーなどを注目国として採り上げ、その先見の明が称されたが、ここ最近、コメントで出るようになったのが北朝鮮とロシアだ。

ジム・ロジャーズ曰く「北朝鮮と韓国は今後5年以内に統一されるだろう。そうなれば、朝鮮半島は次の10-20年、世界で最も注目される地域となる。金正恩はスイスで育ったため祖父や父とは異なった考えを持っている。
北朝鮮の安い学歴のある労働力が韓国の資本やノウハウと組み合わされば、東側経済の利益になると金正恩は考えている。
仮に自分の有り金すべてを北朝鮮に投資できるなら、そうするだろう。」

相当の強気である。

核問題や張成沢処刑などから、中国-北朝鮮の関係は悪化、習近平国家主席の韓国訪問(歴代国家主席は北朝鮮より先に韓国を訪問したことはない)や、2014年上半期(1~6月)の中国から北朝鮮への原油輸出額がゼロ(12年同期:3億3253万ドル、13年同期:2億6540万ドル)など、中国の後ろ盾がなくなった北朝鮮が韓国寄りに動いている可能性もある。

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