週刊石油展望

 先週末のWTI原油は先週比0.97ドル安の91.57ドル、ブレント原油は3.20ドル安の93.81ドルとなった。

 前週末9月26日の海外石油市場は反発。第2四半期の米GDP確報値が4.6%増と2011年第4四半期以来の高い伸びとなったことが好感された。週明け29日はイスラム国への空爆継続による地政学上のリスクが意識され続伸したものの、翌30日は急反落。ドル高進行、米経済指標の悪化、米原油在庫の増加見通しに加え、四半期末絡みの手仕舞い売りが強まり、WTIは3.6%もの急落となった。月明け1日は続落。EIA統計で米原油在庫が136.3万バレル減と予想外に減少し、ガソリン在庫が2012年12月以来の水準に減少したことが好感され反発する場面もあったが、経済指標の悪化によるユーロ圏経済の悲観的な見方が強まり、ダウ平均株価が238.19ドル安と大幅下落したことに連れ安となった。2日は夜間取引でWTI期近は90ドルの節目割れでテクニカルな売りが強まり、一時昨年4月23日以来となる88.18ドルへ急落。来年の米原油生産が1970年以来の高水準になる見通しや世界景気回復の鈍化に伴う需要減少リスクの高まり等ファンダメンタルズの弱さが背景となった。ただし取引中盤以降は短期的な売られ過ぎ感から修正局面となりWTI期近はプラスサイドを回復して取引終了となった。

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